相続税対策が必要な方の中には、不動産を多数お持ちの方もおられます。 不動産を多数お持ちである理由は、次のようなことが考えられます。 (1)先祖代々の不動産を相続した (2)不動産を収益物件として購入 (3)相続税対策のために不動産を購入 これらの不動産について、築年数が経過すると減価償却費も少なくなり、収入=利益の状態になります。 そのため、所得税や住民税が毎年増加することが懸念されます。 また、固定資産税の支払いに加えて、将来の相続税の負担も大きくなることが予想されます。 不動産を多数お持ちであるために相続税対策が必要なうえに毎年の所得が増加することで、現金などの金融資産が増加していきます。 金融資産が増加すれば将来の相続財産が増加することになりますので、相続税の負担が更に重くなる結果となります。 これらの課題を解決する一つの方法として「不動産管理会社」が利用されています。 不動産管理会社を設立することで、 ・相続税の節税 ・所得税の節税 に効果が出てきます。 そこで、 ・どのような方が不動産管理会社を設立すれば良いのか ・不動産管理会社を設立することによる節税の効果 ・不動産管理会社を設立することによる節税の方法 ・不動産管理会社を設立する手続き などを解説していきたいと考えています。 不動産管理会社の設立を検討されている方だけではなく、既に不動産管理会社を設立されている方にもご自身の活用方法の検証に役立てていただければ幸いです。 【相続税対策関連ブログ】 ・相続税対策に活用する不動産管理会社 ・相続税対策に不動産の有効活用は本当に効果があったのか? ・相続税対策にアパートを建てると本当に節税になるのか?(2016/09/27) ・相続税対策に不動産管理会社を設立するリスク(2011/08/10) ・相続税対策に設立した不動産管理会社に税務調査が!(2011/06/05) ・相続税対策に不動産管理会社を設立するポイント(2011/05/28) ・相続税対策に不動産管理会社をどのように活用すべきか?(2011/05/14) ・相続税対策に不動産管理会社を利用して所得を分散する(2011/05/11) ・不動産管理会社の設立による相続税などの節税効果(2011/05/10)