先日、相続税対策のご相談があった会社経営者様とお会いしました。
こちらのお客様は会社を経営されておられますので、会社には顧問の税理士さんがおられます。
税理士長嶋には、相続税対策や所得税対策をお願いしたいとのことでした。
【所得税対策や社会保険料の削減は、即効性がある】
お客様は相続税対策についてご相談されますので、お客様とお話をするときは相続税対策の話が中心になるのは当然のことですが「ついで」に所得税対策や社会保険料の削減といったお話が必ず出てきます。
所得税対策や社会保険料の削減について、お客様は当初「ついで」という軽い気持ちでお話されるのですが、話が進む中で力の入り方が強くなってきます。
税理士長嶋は、お客様の心境は次のようなものなのだろうと想像しています。
(1)相続税対策は将来の相続税の節税などを目的とするものであり、お客様にとっては切実な悩みではあるけれども「節税などができた」という実感はあまりない。
(2)しかし、所得税や社会保険料は、毎月財布から出ていく話なので対策をすれば即効性があり、また切実に実感できる。
【健康保険の保険料は掛け捨て】
お客様が社会保険料の削減をご希望されたとき、税理士長嶋はいつも次の2点のことをお話しています。
(1)年金の保険料は、将来年金を受け取ることができるので支払っても無駄ではない。
(2)しかし、健康保険の保険料は完全に掛け捨てなので、病院のお世話にならない限り支払うだけ無駄である。
お客様の多くは「健康保険は掛け捨てである」ことを意識されたことがないので、税理士長嶋の説明に驚かれます。
そして、掛け捨てであることをご理解されると、より一層社会保険料を削減したいという気持ちを強くされます。
【大幅に社会保険料を削減することができると見込まれる】
お客様からお話を伺った中で、大幅に社会保険料を削減することができると見込まれます。
具体的な削減額などを次回ご説明したいと考えています。
【相続税対策参考ブログ】
・所得税の節税をすることで法人税節税と相続税対策になる(2012/03/03)
・相続税対策で法人税と所得税を節税する方法(2012/02/10)
・高額所得者の所得税対策と相続税対策(2011/07/03)
・相続税対策のご相談と所得税の節税対策(2011/06/28)
・銀行が提案する所得税の節税対策は意味がない(2011/06/15)
・高額所得者の所得税節税対策はどうするべきか(2011/06/07)
