相続税対策ブログ
資産運用、プライベートバンクは日本と海外のどちらがいいのか?
先日、相続税対策と資産運用のご相談があったお客様にお会いしてきました。
お客様のお母さまが亡くなられ、多額の預金を相続されたそうですが、今後この預金を銀行に預けていても利息が付かないとのことで、資産運用を検討されていました。
また、相続されたのが預金であるため、将来的な相続税対策も一緒に検討されたいとのことでした。
そこで、お客様は次のような悩みを抱えておられました。
(1)資産運用にあたり、日本国内のプライベートバンクがいいのか、海外のプライベートバンクがいいのか、よくわからない。
(2)既に日本国内のプライベートバンク数社に資産運用の相談をされたそうですが、各社の違いがよくわからない。
(3)顧問税理士がいるものの、税金のことしかわからない。
お客様は家族にとって何が一番いいのか、今何をするべきなのかを相談する相手がいないことに気づいたそうです。
相続税・所得税などの税金の対策、そして資産運用も含めて家族のために総合的に考えてくれる税理士を探されていたそうです。
そんなとき、税理士長嶋のホームページをご覧になり、ご連絡をいただきました。
【日本国内のプライベートバンク数社に資産運用の相談をした】
お客様から詳しいお話を伺うと次のようなことでした。
・相続した預金はお母さまが遺してくれたものなので、資産運用にあたってはリスクを取りたくない
・日本円だけで持っていることもリスクと感じるため、通貨分散をしたい
・上記2つの要望を日本国内のプライベートバンク数社に伝え提案書により説明を受けたが、各社似たり寄ったりの内容で決め手に欠ける
このようなご相談は、相続により突然多額の現金を手にされた方からよくある事例です。
お客様が日本国内のプライベートバンクから資産運用の提案を受ける場合、通常数回の面談が行われます。
お客様から要望があったときには、日本国内のプライベートバンクとお客様との面談に税理士長嶋も出席し、助言を行っています。
【日本国内のプライベートバンクの提案書のチェック項目】
日本国内のプライベートバンクとお客様との面談に税理士長嶋も出席させていただく場合、税理士長嶋は面談中に次のようなことをチェックしています。
・お客様が希望されていることが提案書に反映されているか
・日本国内のプライベートバンクはなぜこの金融商品を選択したのか
・日本国内のプライベートバンクはお客様との取引でどれくらいの手数料収入を得たいと考えているのか
日本国内のプライベートバンクとお客様との面談が終了した後、上記のようなチェック項目についてお客様と税理士長嶋との間で再度ミーティングを行って情報共有し、お客様がより良い判断ができるよう助言しています。
【野村證券・ジュリアスベアの連合チームの動きも既に把握】
2018年9月末に野村證券がスイスのプライベートバンク「ジュリアスベア」の子会社に出資することが発表され、野村證券とジュリアスベアの動きが日本国内のプライベートバンク業界では注目されています。
野村證券によるジュリアスベアへの出資発表後の2018年10月以降、お客様の要望により野村證券・ジュリアスベアの連合チームとの面談に税理士長嶋も出席しておりますので、野村證券とジュリアスベアの動きを既に把握しています。
外資系・日系を問わず、日本国内でプライベートバンク・プライベートバンキング・プライベートバンカーと名乗って営業している金融機関が顧客に対してどのような資産運用の提案をしているのかを税理士長嶋は知っています。
資産運用の相談をする場合、一般的にはお客様が日本国内のプライベートバンクに連絡をして、彼らと面談することになります。
ところが、税理士長嶋が各社の動向を把握しており、日本国内のプライベートバンクがどのような提案をしてくるのかをお客様にお伝えすることができますので、お客様は日本国内のプライベートバンクに連絡をして担当者と会い、話す時間を省くことができます。
お客様にとって無駄な時間を省く、これも税理士長嶋のサービスの一つとなります。
【相続税対策参考ブログ】
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