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2011/04/11
相続税対策に生命保険を利用して納税資金を確保する

相続税対策を考える場合、生命保険はよく活用されるものです。
相続税対策において、生命保険がよく活用される理由は、次の3つに効果があるためです。

(1)相続税を払うための資金を作ることができる
(2)相続税において生命保険には非課税があるため相続税の節税になる
(3)遺産相続をするときに争うことを防ぐ効果がある





【相続税を払うための資金を作ることができる】
相続税は相続があった日から10ヶ月以内に現金で一括払いすることが原則となっていますので、まずはじめに相続税を払うことができるのか?が課題となります。

相続する財産の中に相続税を払えるだけの現金や預金があれば、何も問題はありません。
もし、相続する現金や預金だけで相続税が払えないとなると、相続人は自分の財布の中にある現金を使って相続税を払うことになってしまいます。
相続人が自分の財布の中の現金を使って相続税が払えるのであればまだ良いのですが、それでも相続税が払えないとすればどうすればよいのか?ということになります。

このように、事前に相続税がどれだけかかるのか、あるいは相続税を払うことができるのかを知ることができれば、事前に何らかの対策をすることができます。
相続税を払うことができない場合には生命保険を有効に活用することで、相続税を払うための現金を準備することも可能となります。




【相続税対策に有効な生命保険の選び方】

相続税は死亡した人が所有していた財産に対して課税される税金です。
個人差があるとはいえ、いずれ人には死(相続)が訪れます。
しかし、いつ相続が発生するのかは誰にもわかりません。

相続税対策に生命保険を利用する場合には、生命保険に期限があってはなりません。
相続が発生したときに生命保険金を受け取ることができないようでは、生命保険を利用する意味がないためです。
そのため、相続税対策で利用する生命保険としては、一生涯保障が続く「終身保険」を選ぶことが基本となります。

終身保険は死亡するまでが期限ですので、生命保険の期限を心配する必要がありません。






【相続税を払う現金を準備するには預金よりも生命保険のほうが有利】
相続税を払うための現金を準備する方法は、生命保険ではなく現金や預金を貯金する方法もあります。

現金や預金で準備をする場合は毎月積み立てていくことになりますが、目標額まで現金や預金が積み上がるまでに時間がかかります。
相続税を払うための現金を準備できる前に相続が発生した場合には、相続税を払うことはできません。
また、その積み立てた現金や預金に対しても相続税が課税されてしまいます。

一方、生命保険の場合は生命保険に加入した時点で相続税を払うための現金を確保することができます。
そのため、いつ相続が発生しても対応することができるという点が大きなメリットとなります。
さらに、生命保険金には非課税の規定もありますので、相続税の節税にもなります。





【相続税対策関連ブログ】

・相続税対策に活用する生命保険

・相続税対策に生命保険を利用して相続争いを防ぐ(2011/04/14)

・相続税対策に生命保険の非課税を利用する(2011/04/12)


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