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2011/03/07
ブラジル・ロシア・インド・中国が常に最良の投資先とは限らない【資産運用】

先日、長嶋がいつもお世話になっている香港で投資会社を経営している会長が来日をしましたので、お会いさせていただきました。
そこで、長嶋は香港の会長に次の質問をしてみました。

「香港の会長の会社では、ブラジル・ロシア・インド・中国(BRICS)を投資先として重視していないのはなぜなのか?」


すると、香港の会長から次の言葉がありました。

「ブラジル・ロシア・インド・中国(BRICS)が常に最良の投資先とは限らない」

 

【日本人の常識=世界の非常識】
日本の証券会社や銀行が販売している投資信託のうち、人気がある(売れ筋の良い)投資信託の多くは、ブラジル・ロシア・インド・中国(BRICS)に投資を行うものです。
つまり、日本人が資産運用を行う場合、「ブラジル・ロシア・インド・中国(BRICS)にとりあえず投資をする」ことがある意味「常識」であるという考え方が広まっています。

香港の会長の言葉は、この日本人の常識を覆すものです。
香港の会長の言葉が意味することは、「ブラジル・ロシア・インド・中国(BRICS)よりも魅力的な投資先がある」ということです。

 

【ブラジル・ロシア・インド・中国(BRICS)よりも魅力的な投資先とは?】
香港の会長は、それなりの運用益を確保するために、ブラジル・ロシア・インド・中国(BRICS)に投資をする必要はないと考えています。
つまり、リスクを取ったとしてもそれに見合うだけのリターンを確保することが難しいと考えています。
香港の会長が注目している市場は、ブラジル・ロシア・インド・中国(BRICS)以外の市場にあります。

2010年、ブラジル・ロシア・インド・中国(BRICS)で運用するファンドは10%程度の運用益を出しています。
ところが、香港の会長が注目している市場は、2010年は30%程度の運用益を出しています。

さらに、香港の会長が注目をしている市場は、2011年に入り魅力的ではないと判断し、この市場への投資を行っていません。
2010年に確保した30%程度の運用益と投資元本は、既に新たな魅力的な市場に投資されています。

 

【日本で入手できる情報は非常に限られている】
香港の会長とお話をしていつも勉強になることですが、「日本で入手できる情報は非常に限られている」ということです。
今後も、世界の金融センターの一つである香港から入手できる生の情報を、お客様に提供していきたいと考えています。






【相続税対策参考ブログ】

・東日本大震災の影響による日本経済への見通し(2011/4/13)
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